はてなブログ10周年ですって。
長らく社員として、いまも業務委託で仕事を続けている*1んですけど、外に出てみると10年続くサービスって本当にすごいよなーと思います。わたしもがんばろう。
ちなみに、はてなダイアリー10周年はデザイナーとして、はてなブログ5周年のときは企画を主導してました。振り返るともっと上手くできただろうな、という反省点が多すぎて恥ずかしい。が、成長したということでよしとします。
はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」
ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
由来はひとことで言えば若気の至り。その「ちらりずむ」がまさか仕事で使う名前になるとは…… という感じなんですが、たしか最初に使ったのは17歳ごろFlickrを使い始めた時期だったはず。もはや18年前くらいで、よく考えてみると人生の半分以上「ちらりずむ」で生きていることになります。
最近は良い大人なので、相手への申し訳なさから「chira」を名乗ることが多めです。chiraさんと呼ばれている。というわけで、ブログは「chira誌」という意味の「chirashi」です。
はてなブログを始めたきっかけは?
社員だったというのが最大の理由ですが、はてなダイアリーが大好きで入社していてテキスト文化を愛しているので、社員じゃなくても使っていただろうなと思います。そんな世界線はないんだけど。
自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
結婚して以降は夫ネタが多めのこのブログなんですが、やっぱりこれかなー。約10年経って、だいぶ林家ペー・パー子夫妻に近づいてきた気がします。
chirarhythm.hatenablog.com
それからもう1記事。
chirarhythm.hatenablog.com
ブログを書きたくなるのはどんなとき?
最近は「覚悟を決めたとき」に書くことが多いかなあ。直近だと退職や新しい仕事に関すること。お気に入りの1記事にあげた結婚も、覚悟のひとつ。
昔は、誰にも言えない心の声とか、ちょっとした日常も書いていたのだけれど、誰かに何を言われたとしても絶対に揺るがないと決めた感情的なことを書く場所になりつつあります。
下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
13記事あった。大半がテスト投稿ですね、仕事が染み付いている。
自分の記事を読み返すことはある?
日常的に読み返すことはほぼなくて、新しい記事を書くときに参照するために調べるのが多め。なので月別アーカイブのリンクを消しています。
好きなはてなブロガーは?
運営の立場も持っている手前、どんな回答もポジショントークになるので難しいんですが、わたし個人のブログだからこそ書ける2ブログを挙げます。
京大生で白血病を闘病されていた山口雄也さん。今年の6月に亡くなられましたが、その闘病記は覚悟と希望、そして文才が溢れていていまでも大好きです。山口さんのブログは「或る闘病記」と2つあるんですが、「ヨシナゴトの捌け口」が等身大ですき。
yoshinashigoto.hatenablog.jp
25歳で大腸がんステージⅣを闘病されていたこんだけんじさん。亡くなられて以降、パートナーの方が更新を続けていて「残された家族の愛」を感じます。肉体はなくなっても、インターネットで生き続けられる。
konda-no-blog.hatenablog.com
がんになって闘病ブログを書いているので「覚悟を持って病気について発信すること」に共感するし、どんな状況であったとしてもその文章に勇気をもらえる。そういう文章に出会えるのは、はてなブログの特徴だろうなと思います。
はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
10年後もよろしくお願いします。
10年前は何してた?
京都で働いてました。震災があって、妹が福島から逃げてきた年で、いま思うと結構ハードモードだった。
この10年を一言でまとめると?
振り返ってみると、まじで色々あったな。つらいことがめちゃくちゃ多かったというのが正直なところなんですが、ほんの少しだけポジティブなことのほうが多かったと思いたい。