文化屋雑貨店の閉店と、わたしの青春の終わり
今日、文化屋雑貨店が閉店したらしい。
沢山のお客様と取材でわさわさ❗️
本日閉店 文化屋雑貨店 pic.twitter.com/0nuyFAX9LQ
— 文化屋雑貨店 (@bunkayazakkaten) 2015, 1月 15
文化屋雑貨店といえば、キモ可愛いくてチープな雑貨・衣料品を大量に扱う原宿文化の草分け的存在だと思います。
数年前までは地方都市にもいくつか店舗を持っていて、仙台店には、死ぬほど通いました。
印象的なのは、中学二年生のときに行なわれた職業体験で訪れたことです。
中二病だったわたしたち(自分のことをちょっとお洒落だと思い込んでいた女子)は「仙台なんだし文化屋雑貨店にしよう!!!」と、自分たちで体験場所に選んで、何とか来店させてもらったように覚えています。(田舎の中学生を快く迎えてくれたのは本当に嬉しかったです)
あの頃、通学バッグに安全ピンを付けまくったりとか、ジャージの裾を破いたりとか、SWIMMERのコームをみんな持っていたりとか、SUPER LOVERSのパンダが少しお金持ちに見えたりとか、MILKの洋服をいつか買いたいと思ったりとか、そういう気持ちで溢れていた。パルコのキャラクターにブライスドールが選ばれたのも確かこの頃で、とにかくそういう可愛いものが大好きでした。
気付けば今年は、CUTiEはファッションからカルチャー寄りにリニューアルしたし、Zipperは季刊誌になることが決まったし、わたしの知っている(一昔前の)原宿文化が失われつつあるのかもしれません。
あの頃の少女たちは、みんな大人になって、お母さんになったり、OLになったりしているのだろうか。
あ、一方、6%DOKIDOKIは当時より勢い良く原宿文化を牽引している気もする。
そういえば、初めてパーマをかけたのは、17歳の頃、文化屋仙台店の入っていたビルの美容室でした。
SHAKALABBITS の UKI ちゃんの髪型が大好きで初めてのパーマも真似した記憶があります。
(以下参考)
ちなみに、その頃のわたしのお気に入りの服は、ハンジローで買ったカーキ色の薄っぺらいミリタリージャケットにショッキングピンクのシフォン素材のミニスカートを合わせたり、左右非対称な格好をすることでした。
…ここまで書いて気付いたけれど(最近は古着を買う機会が減ったのだけれど)趣味はあまり変わっていない気もします。
青春の思い出は以上ですが、わたしはこれからも変わらず90年代〜00年代の原宿文化が大好きだし、当時お金がなくて諦めたものたちを、大人力で手に入れても良いんだと思っています。

- 作者: CUTiE編集部
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