chirashi

エモーショナルな人生を

夫は親友

先日、夫婦でとあるインタビュー(ユーザーヒアリング)を受ける機会があった。新サービス開発にあたってのユーザー調査のようなもの。夫婦ともども、仕事でヒアリングをすることはときどきあるけれど、されるのは珍しい。なかなか貴重な体験。

で、そのとき、担当の方に「おふたりの雰囲気が良いですね」と言われた。それが頭に残っている。

誰かに褒めてもらうことは、たまにある。例えば「今日の服装、似合っていますね」とか、「その考え方好きです」とか。あるいは、夫の知り合いに「素敵な奥さんですね」と言われることもあるし、わたしの友だちに「良い旦那さんだね」と言われることもある。個人として褒められることは、たまにある。

ただ、夫婦をひとつとして褒められることは、あまりない。家庭を指している場合や、ふたりで同時にいる場合でも、「良い奥さんだね」と「良い旦那さんだね」のいずれかが多い。それはそれでとてもありがたい。褒められたら嬉しい。だけど、心のどこかに引っかかることもあった。誤解を恐れずにいえば、夫が褒められたら「いやいや、わたしも頑張ってるよ」と思ったし、自分が褒められたら「いやいや、夫も頑張ってるよ」と思っていた。家庭や夫婦を指している場合、どちらかだけの力ではなくて、ふたり両方の力が同じくらい重要だと思っている(ということにこのブログを書きながら気づいた)。もちろん、状況によるけれど。

だから、夫婦をあわせて「おふたりの雰囲気が良い」というのは、新鮮だった。同時に、対等な感じがして嬉しかった。ふたりでひとつ、という感じ。結婚して6年経っているので、今さら感もあるけれど。

ところで、我が家では、お互いのことを「親友」ということが流行っている。半分ネタで、半分本気。

お互い趣味がほとんど合わないけど、好きなアーティストのライブに一緒に行ったり、新しく買ったものを自慢したり。仕事で疲れ果てたあとに、酒を飲んだり。ふたりとも友だちが多くないので、お互いを親友と思って過ごしている。そういう感じです。

写真は我が家の名コンビ、八とQ。

#シュガラお題「理想のコンビ」



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