chirashi

エモーショナルな人生を

ヘルタースケルター

すっかり涼しくなってきたけれど、特別お題「夏の《映画・ドラマ・アニメ》」に投稿します。

夏の映画で思い浮かべるのはヘルタースケルター。2012年の7月14日公開。公開日が誕生日でした。蜷川実花が好きなわたしために、誕生日プレゼントということで、夫が映画館に連れて行ってくれたことをよく覚えています(夫の趣味では絶対に観ない)。

ヘルタースケルター

ヘルタースケルター

ひとことで感想をいうならば「蜷川実花の世界観と沢尻エリカを見るための映像」だと思います。わたしはどちらも好きなので大満足。色彩と小道具がよい。赤とピンクと花と蝶とヒョウ柄に囲まれて暮らしたい。もしお金がありあまって、完全に自分の趣味の部屋を作るならば、真っ赤かショッキングピンク壁の部屋をひとつ作りたいなと思っています。現実的には難しいので、最近は、壁にかけるための絵やカラフルな十字架を集めはじめています。映画を見て5年以上経っていますが、趣味が一切変わっていないなということに気づきました。とにかく世界観が最高。

ストーリーは原作を読んだほうが早くてわかりやすいと思います。原作は原作でよい。美しさとは?若さとは?欲望とは?といった問いが主題だと思っていましたが、原作を読んで映画を見てから5年以上経ったので、いまなら違う感想になるかもしれないな、と思います。26歳から31歳になったので、それら全てについて価値観が変わりました。若いほうが美しく、若さは無敵だと思っていたけれど、ほんとうの美しさは、その人の生き様による自信から生まれると考えるようになってきました。

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

5年で変わることと変わらないことがありますね。ちなみに、ヘルタースケルターは、Netflix でも見れるようでした。
ヘルタースケルター | Netflix (ネットフリックス)

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