京都GROWLYというライブハウスに、paioniaというバンドが来るというので行ってきた。ちなみにスペルはこれであってる。
paioniaは福島県出身で、初めてライブを見たのは10年近く前。わたしもまだ福島の実家に住んでいた。場所はたぶん福島Out Lineで、ここは当時その辺りでバンド活動をする若者はみんな使うようなところだった。メンバーはまだ十代で、バンドを始めたばかりだったと思う。知合いの知合いという縁で見に行った。
それがなぜか京都に来るというのをTwitterで知り、会社帰りに行ってきた。つまり10年ぶり2度目。全く知らなかったけれど、GROWLYは二条にあって、わたしの家から徒歩圏内だった。
曲はApple Musicにもあるので、最近よく聞いている。一番好きなのは東京という曲。
これは東日本大震災をきっかけに作られた曲らしい。それについての詳しいインタビューはこのへん。
福島で過ごしていた若者が上京後に地元で起きた震災を描く、というのは共感する点が多かったし、何より歌詞とメロディが好きで気に入っている。
で、そんなpaioniaが来るというなら行くしかない。この10年、ずっと変わらずバンド活動をしていることに感動した。十代で始めたバンドが10年後に続いている割合はどれくらいなんだろう?わたしはこの10年何をしていたんだろう?そのうち半分の5年は震災以後だけれど、何か変われたのだろうか。あのとき福島でみたバンドを10年後に京都でみるのは感慨深い。
などなど、エモい気分になったけど、まあ一言でいうと最高だった。また行きたいので京都に来て欲しい。