インターネットは10年前と変わったのか
初めてインターネットで遊んだのは1999年くらいで、中学生だった。
チャットに入り浸って、大人と話してチヤホヤされて大人になれた気でいた。
学校はあんまり楽しくなかったからね。逃げていたのかも。
もちろん例に漏れず、HTMLでホームページをつくってた。テーブル組んで。
しばらくして、2002年か2003年くらい。ぽつぽつブログを書くようになって。
それまでは日記だったから。日記には学校のことと、ポエムみたいな、何となく毎日つらいけど全体をぼかすような、そういうことを書いていた気がする。
やっぱり逃げ場だったんだと思う。でもあんまり具体的なことは書かなかった。
誰かが傷つくかもしれないし、自分の身も守らなくちゃいけないから。
そのうち、はてなダイアリーに辿りついて、2005年から使い始めた。
いろんなWebサービスがでて、ふらふらインターネットで遊んでてもやっぱりブログに戻ってきて。
ここ数年は実名だとか、SNS疲れだとか、インターネットがリアルに近づいてきた、とかいって。
わたしも最初はリアルからインターネットに逃げてきたつもりでいたけれど、現実だって逃げ場はあるし、言いたいことが言えないなんて、結局弱い自分から逃げてるだけだ。
10年前と変わったのは、インターネットのおおきさと、たぶん、自分自身。
子どもも、大人も、みんなが楽しいインターネットができますように。
嫌いになった時期もあったけど、やっぱりインターネットが大好きです。